富山県市町村のカントリーサインを調べに行く

その1:カントリーサインを調べるために

自動車を運転中に国道や県道の市町村の境界線を通過する際に設置されているカントリーサイン(左側写真参照)を運転中よく見るのだが?富山県市町村のカントリーサインは何が描かれているのかよく思い出せない?

滅多にいかない市町村はどこにあるかも分からない。
それならば一度自分で調べてみよう。


さて、富山県内には15の市町村があるのだが、どのようにいけばいいのか地図を見ながら考えてみました。


新潟県側から海沿いに走って石川県側へ走っていけば簡単ではなかろうか?と思い道路地図を見てみると「国道8号線」がうまく走っていることに気づいたうえ、高岡市から、氷見方面には「国道160号線」、南砺市方向には「国道159号線」が走っている!!

国道を上手に利用すれば楽勝かも!!

国道は大きな道路なので「カントリーサイン」は確実にあるはず、ということでこのように攻めてみることにしました。

1.新潟県富山県の県境からスタートして国道8号線を石川方面へひたすら走る
2.高岡市で国道160号線に入り氷見市へ
3.折り返して国道8号線に戻り小矢部市へ
4.小矢部市山側にある「国道359号線」に行き砺波市へ
5.「国道156号線」に合流しそのまま南砺市へ
6.「国道359号線」に戻り富山市へ戻る
7.国道の通ってない、立山町、上市町、舟橋村へ
8.終了!!

文字ばかりじゃ分かりにくいのでもう一度地図で説明すると!!

こんな感じで富山を1周する感じで回ることになりそうです。
次は、実際に現地へ行って確認しましょう!!

 

2018年09月23日

その2:調査開始の朝日町・入善町編

当日天気は悪く午後からは雨との予報もありましたが、お盆の真っ最中ということで、国道のトラック等の車の通行料が少ないので少しでも回ってみようと思い朝日町からスタートさせることにしてみました。


朝日町まで国道号線をずっと走ってきましたが、予想どおり車の交通量が普段より少ないので県境まで行って新潟側のカントリーサインを見てみたいと思い、新潟県と富山県の境になる境川にきました。
境川の橋の上をあるいていると大きな看板があったので歩いていってみると、


新潟県のカントリーサインを発見、青い行先案内の看板と同じ大きな看板に新潟の地図と時の絵が書かれておりました。

そして、新潟県の看板のちょっと手前に糸魚川市の看板もありました。

橋のたもとに設置されておりました。
でも、このイラストは雰囲気からして日本の神話の人物だろうか?とりあえず調べてみようとスマホで調べてみると。糸魚川市のホームページに「奴奈川姫(ぬなかわひめ伝説)」の説明がありました。
詳しい内容は糸魚川市のHPをご覧ください。
ということで
糸魚川市は「奴奈川姫(ぬなかわひめ伝説)と判明。

すぐに橋を引き返して富山県に戻ります。!
だって、富山県のカントリーサインを調べるのだから新潟県は関係なかったんだったと撮影した後に気づきました・・・(笑)
参考資料ということでご了承ください。

振り返ればすぐそこに、富山県と朝日町のカントリーサインが!!

富山県のカントリーサインは、「ライチョウ」「立山連邦」「チューリップ」が描かれております。
まあ、定番の配置としかいえないなぁ?

続いて富山県の下にある朝日町ですが、一瞬見た目ではなんだか理解しがたいイラストですが、よく見ると「ヒスイ海岸」ではないかな?
富山県民でも理解に苦しむイラストだと思う。

さて、次は入善町へ行きたいと思います。

国道8号線を富山市中心部方向へ走ることしばらく、朝日町、入善町の境界線を流れる河川「小川」付近に到着、車を止めることが可能な場所を探していたら「小川」を超えてしまいあっさり入善町のカントリーサインを発見。

国道8号線「新小川橋」を通過したらすぐに入善町のカントリーサインが設置されてました。

うん、これは解りやすい「入善ジャンボスイカ」だ。
県外の人だとヘチマと間違える可能性ありそうだけど・・・

次は黒部市へ行くことにします。



2018年10月21日

その3:黒部市・魚津市・滑川市編

日が変わって9月17日隣の町に行くのに1ヶ月かかりました・・・(笑)
実は8月16日入善町で撮影した後、集中豪雨に会い、その後天気の回復が見込めないので撤退しておりました。(連続雨量100ミリ超えの豪雨で鉄道も運休するほどの豪雨でした。)

途中のショッピングセンターの駐車場で雨宿りするも雨が強くなるだけで無理ということでここで撤退しました。(8月16日正午頃)

ここから調査報告再開です


再開場所は魚津市・黒部市の境界を流れる片貝川からスタートです。
前回、国道8号線は交通量が多く危険性もあったので、国道8号線近くを走る交通量の少ない県道を中心に攻めていくことにしました。
予定とは違う道路をしばらく走りますがご了承ください。

橋のたもとに設置されておりました。

黒部市は「市章」でした。
旧黒部市と宇奈月町が合併して新黒部市になった時の新市章のようです。
さあ、橋を渡って反対側の魚津市へ

橋の反対側にちゃんとありました魚津市のカントリーサイン
そりゃあたりまえか・・・。


水の上に浮かぶ「門」「お城」?
魚津市といえば「蜃気楼」だからこれは蜃気楼のデザインでしょう。

ちょっと横着して、2つの市を攻略しましたがこの後は普通に西(石川県方向)へ移動します
次は滑川市へ行きたいと思います。

県道1号線を走り続けて魚津市と滑川市の境である早月川をこえるとすぐ横に滑川市のカントリーさんがありましたが・・・。

なんか低くない?トラックが接触しそうだけど?

滑川市は定番のこれ「ホタルイカ」だ。
でも、なんでこんなに看板が低いところにあるんだ?
信号機より低いところにある道路看板は初めてみたかも?
最近は低いところにあるコンビニの看板はよく見るがそれより低いんでないかな?

次は富山市へ行くことにします。



2018年12月31日

その5:高岡市・氷見市・小矢部市編


射水市(旧新湊市)をずっと走り続けていたら、いつの間にか高岡市に入っていたのには気づいていたのですが、なかなかカントリーサインが出てこない。
そのまま国道415号線を走っていたら氷見市との境まできてしまいました。



ここまできたら、高岡市、氷見市同時に確認できるの横着効率よくいきたいと思います。

高岡市のカントリーサインを発見。
といいたいのですが、本当は高岡市を通過したので最初の発見は、

氷見市のほうです・・・
氷見市・高岡市同時に確認とあいなりました(単なる横着でもありますが?)

高岡市は「大家家持で」

氷見市は、

「ぶり」とお約束といえばお約束の感がありますが・・・。
とりあえず、天気も悪くなってきたので、次に行きたいと思います。
ここから「能越自動車道」を使って一気に進みたいと思います。
なんせ自動車専用道路だけど無料区間があるから有効に?使わなくては。

能越自動車道を福岡ICで降りるとすぐに国道8号線小矢部バイパスにつながるので最短ルートと思いおりてすぐにありました。

福岡インターを降りてやく500mで発見!!
はい小矢部市のカントリーサイン

倶利伽羅峠の戦い・火牛の計ですね。
歴史好きの人にはわかりやすいかもしれません。

あと、裏側はもちろん高岡市ですが、氷見市とは違って今回は

高岡市の市章になってました。
設置した時期などとか、場所によっては違うものもあるようです。
移行は慎重に見ていきたいと思います。」



2019年03月17日

その4:富山市・射水市編

滑川市から隣の富山市へ海沿いを移動していきます。

富山県道1号線を海沿いに走ると、海が見える景色から滑川市の中心部に入り住宅地の中を走り続けると上市川を過ぎて行ったのですが、今までは川の両端にカントリーサインがあったのですが富山市はまだ見つからない。
上市川を超えてから300メートルほど走ったころで見えてきました。

富山市のカントリーサインを発見。
川の両端にないのは、今回が最初かも・・・。

富山市は「ちんどん」でした。
毎年4月に富山市でチンドンコンクールというお祭りをやっていて、全国からチンドンマンが集まって競いあうそうですが、何を競い合っているのかよくわかってません。
でも、面白いので一見の価値はあると思います。

さて、次は海沿いを走って、射水市へ向かうことにします。
その前に、近くのショッピングセンターでトイレ休憩・・・。

ちょっとショッピングセンターで休憩(トイレと水分補給)してから海沿いを走り続けていくと富山市千原崎で国道415号線に入り海沿いをひたすら走っていくと富山市四方漁港の付近の住宅街を抜けていくと突然見えてきました。

フツーの郊外の道を走っていると突然現れました。
ちなみに、国道の標識と射水市のカントリーサインの間にある、左側の工場は富山市なのでしょうか?射水市なのでしょうか?
このレポート書きながら調べてみたら住所は富山市になってましたが、ヤフー地図で見てみたら工場の真ん中に富山市と射水市の境界線がありました。
話はそれましたが、カントリーサインですが

射水市は「市章」となっております。
ここも平成の大合併で新湊市・小杉町・大門町・大島町・平村が合併した時の新しい市の市章のようです。
次はこのまま海沿いを走って高岡市へいきたいと思います。
国道415号線を走り続けると、絶景の橋を渡ったのでその景色をホームページにアップしたいと思い海王丸パークから撮影してみました。

海王丸パークからみた、新湊大橋です。
天気の良い時は立山連峰と富山湾を望みながら橋を渡るのは気持ちいいドライブになりますよ。また、道路の下に歩行者用の通路もあるので、ゆっくり景色を楽しむこともできます。
ちょっと、富山県の観光PRを勝手にしたところで、高岡市へ行くことにします。



2019年03月17日

その6:南砺市・砺波市編


小矢部市を南下しながら小矢部市・砺波市・南砺市の境界が交わる地点を目指します。

地図で確認すると、国道359号線がこの3市の境界線を通ると判明。
能越自動車道を通ればすぐに近づけそうですが、無料区間が終了するので横に並走する道を通って国道359号線を目指します。

南砺市のカントリーサインを発見。
散居村の大きな道路の中にいきなり現れました。

南砺市も「市章」となっております。
平成の大合併で誕生した市のカントリーサインは「市章」が多いような気がしてきた。
そういえば、さっきの高岡市の「市章」のカントリーサインのあった場所は高岡市と合併した旧福岡町だったし・・・。
合併した市町村は「市章」が多いのかな?
と、いうことは次に行く砺波市も旧庄川町と合併したから「市章」かも・・・

移動すること約300mすぐに見つかりました。
さっきの南砺市の画像の奥がもう砺波市と小矢部市の市境でした。
(国道359号線は3つの市境をうまく通過している感じです)

東海北陸自動車道の高架を抜けるとすぐにみつかりました。

砺波は「チューリップ」となっております。
砺波のチューリップは全国的に有名なので納得でもあります。
さらに、振り返ってみるとやっぱりありました。

「市章」タイプの砺波市のカントリーサインが。
よく見たらシールで貼りなおした跡が・・・。シールの下はどうなっているのか確認したいが、はがしたら器物損壊になるのでやめておきます。
それにしても、何で高速道路の下にこのカントリーさんがあるの・・・。
あとで、グーグルマップで調べたら東海北陸自動車道の高架下が砺波市と小矢部市の市境だそうです。

さて、この359号線を東に向かって残りの市町村を制覇したいと思います。



2019年03月17日

その7:立山町・舟橋村・上市町そして終了


国道359号線を東に移動して砺波市富山市を通過して立山町を目指します。



国道359号線を走り富山市を横断すること約90分。
国道8号線でカントリーサインを撮影しようと思っておりましたが、富山でも交通量が多いところでもあるので、少し離れた県道を狙ってここ富立大橋にきました。

富立大橋の立山町側にちゃんとありました。

立山町は「立山連峰とライチョウ」となっております。
でも、このイラストだったら、「富山県」のカントリーサインとしても使えるよな?
と、個人的には思いましたが、それ以上は言わないことにしよう・・・(笑)

さて、この立山町に入る時富山市側からこの富立大橋を渡ったのですが、その時チラッと見えた富山市のカントリーサインが

富山市のカントリーサインは「市章」になってました。
「イラスト」と「市章」この差はいったいどこで決まるのだろうか?
子供の自由研究で続けていたら大変なことになってたかも・・・(笑)

次の舟橋村はこの富山県道6号線を走るとたどり着くはずなのでこのままいけばさっきの砺波市ぐらい簡単に終わるかもと思ったのですが・・・。

なかった・・・。

ちなみにこの舟橋村は日本一小さな町で有名(羽田空港より小さいらしい)なのでくるまで回っても15分ぐらいで一周できるのでとりあえずぐるぐる回ってみることにしました。
もしかしたらないのかな?とあきらめかけてましたが、

舟橋村と立山町の境界にありました。
ちなみに上市町との境界とも近い(こりゃラッキーポイントかな)

舟橋村をぐるぐる回ってやっと見つけましたよ。
本当はないのかもと思ってたので見つけた時はうれしかった。

で、このイラストは何?
ゆるキャラなのでしょうか・わかる方ご連絡ください。
(このページを作成する際もネットで調べてみましたがわかりませんでした)
こういう時はさらっと流して次へ行きましょう。

 

最後は舟橋村から県道4号線を1kmほど行くと上市町にたどり着いて、カントリーサインを撮影して終了!!
の予定でしたが、現場に着くと道路工事で車線規制中!!
最後の最後で上手くいかず、仕方がないので国道8号線に向かった次第です。

国道8号線のこの辺りはよく利用するので場所は覚えていたので迷うことなくこの場所を選択しました。(写真でもわかるように歩道が広いのが決め手となりました)

上市町は「剣岳と大岩不動」ですね。
富山県民でなかったら、背後の山の絵は立山連峰といいそうだけど・・・。

富山県のカントリーサインを全部調べる これにて終了

<結 果>

子供の自由研究にはいいかもしれないが、危険が伴うのでやめたほうがいい!!

確かに、幹線道路は交通量も多いし、自動車道路側に看板が向いているので結構危ない。
また、車を止める場所がないところも多いのであまりお勧めはできないと思います。
でも、自由研究としてはお手軽でいいかもしれません。
また、計画的に移動する方法を地図で探すなど、計画からしっかり行えばかなりいい自由研究になりそうです。

今回、調べてみてわかったことは、平成の市町村合併で誕生した市町村のカントリーサインは「市章」が多いということかな?
合併した旧市町村の一方に肩入れしないならば「市章」が無難なのかもしれません。

と、いうことでこれにて終了!!

 

2019年03月17日